JR岡崎駅西口の木造テナントモール「駅西小町」の一角に、設計を担当した「ENCとしば太」がオープンしました!とんかつとお酒とスパイス料理のお店です。
開発としては大規模ではありませんが、電車が横をすり抜ける線路際かつ自転車置き場までの動線上にあるため、たくさんの人が通り抜けます。
提供するメニューもとんかつと創作のスパイス料理ということで、この場所の雑踏やスパイスが混じり合う雑多な居心地の良さをそのまま空間にできるといいなと思いました。
一方で、手を加えられるのはあくまでも内装のみだったので、外観をコントロールし得る内装計画とは、ということを考えました。
結果、建物の一部を大きく外部化しています。
店の面積の1/4超をテラスにして、都市と客席との間に緩衝空間を設けると同時に、内装だけで街への佇まいをコントロールしようとしました。
サッシは外して抽象的な開口部へと還元し、構成をはっきりさせるために、のれん用ということでギリギリ許されたバーを一本通しています。
テラスはもちろん客席になります。季節の良い時は6枚引き戸も開放して、テラスとつながるキッチンになるはず…ですが、今は8月、、無理ですね。暑、、、
昼は異次元のとんかつとカレー、夜は個性的なワインと素晴らしく美味しいスパイス料理のお店ですので、皆様、岡崎にお越しのの際にはぜひお立ち寄りください!
めっちゃ駅前です!