Q&A

Q&A

Column:設計事務所は高い?

高いイメージのある設計事務所ですが、実はコストパフォーマンスという意味では設計事務所+工務店がかなり有利です。

設計監理料:10〜16%

工務店経費:20%前後

と、注文住宅の経費は合わせて35%程度。一方ハウスメーカーの経費率は一般的に40〜50%程度です。

さらに設計事務所は専門職の人件費、工務店経費も人件費がほとんどで広告料などはほぼ含まれませんが、HMの経費には広告費等が多分に含まれているため、経費の質もかなり異なります。

ただし…

  • 一部HMのような完全規格の最安商品のような価格帯はできません。
  • 設計スタート〜工事完了までの期間がどうしても1年はかかってしまいます。

この2点を踏まえた上で、設計事務所に依頼する注文住宅はハウスメーカーより原価率が高い=同じ金額を支払っても実際に手に入れるものの価値が高い、ということになります。

ここにない質問は→ ご相談フォーム

A.ご依頼ください。まずは詳しいお話しをお聞きします。そうした場合に使えるよう、1時間で手書きプランを書き上げるセッションも設けています。1時間セッションはあくまでもラフプランですので、きちんとしたプレゼンテーションを希望される場合は、そちらをご検討ください。プレゼンテーション費用についてはこちらをご覧ください。

A.ご依頼ください。 施設や店舗、収益物件の場合、ケースごとに必要な提案が異なりますので、まずは詳しいお話しをお聞きします。

A.差し支えありません。プレゼンテーション費用についてはこちらをご覧ください。

A.もちろん使えます。ただ、通常住宅ローンの融資は工事着工以降の実行となるため、設計料の一部は自己資金で賄う必要が出てきます。通常は設計料の着手〜実施設計分までが工事着工前の先行費用ですが、ご事情がある場合はご相談ください。

また、ローンアドバイスや比較検討、ローン選定を依頼したい場合は、FPの方をご紹介しています。

A.ある意味ではそうです。ただし最初に結ぶのは設計契約であり、建築工事の契約ではありません。

設計事務所に依頼する場合、設計/工事それぞれのフェーズでの二段階契約となります。まず設計契約を結んで設計を行い、設計が終わってから工事見積に入ります。見積をみながら、最終的に設計内容を予算に合わせていきます。

設計内容×工事金額を要望×予算に合致させるのが設計の仕事です。責任をもって資金繰りの範囲に収まるようにします。

そこが合致したら、工事請負契約となります。

A.設計契約の前のプレゼンテーションの段階でご予算をお聞きし、設計、工事を合わせた全体の予算計画書を作成します。それを以て融資の仮審査と枠取りを先に行います。ここまでなら融資可能、というラインを確保した上で設計を進めます。設計内容を資金繰りの範囲に収めるのが設計の仕事でもあります。

本融資には図面はもちろん、工事見積書をもとにした請負契約書、確認済証等が必要となります。

A.施工者の手配・選定と現場監理は通常業務の一環としてワンストップで承っています。(施工そのものをMYAOで行うわけではなく、建築工事を専門としている信頼のおける工務店を選定、依頼します。)

A.基本的に、設計のご依頼を頂いたら工務店までワンストップで手配します。特にご希望がなければ、MYAOでつながりのある信頼のおける工務店さん複数社からその時の状況に応じて一社を選定します。相見積・入札は事業計画や行政対応で必要な場合や、5000万円以上の計画であれば対応いたします。工事費1億円以上の計画は基本的に相見積としています。

ご親戚やお知り合いの工務店さんで施工したい場合も対応可能です。

A.手がける物件の建築工事費については下限などは設けておりません。簡単なリフォームから施設までどんな規模の工事も同じように扱っています。

ローコストはむしろ得意ですので、低予算でも難度の高い条件でも遠慮なくご相談下さい。

A.実績として、標準的な価格帯は新築の木造住宅で(85〜110万円/坪)100〜160万円/坪です。(これまでに手掛けた中には50〜55万円/坪のものもいくつかありますが、近年ではそうした価格は難しくなってしまいました。)

手掛けた物件それぞれが独自な存在なので、一般化することはなかなかむずかしいのです。

改修、施設、店舗などの場合、内容によってさらにまちまちになります。

A.打ち合わせには特に上限を設けていません。必要に応じて行います。

直接お会いするだけでなくオンラインでの打ち合わせも行なっています。


Column:設計事務所をおすすめする理由

設計事務所をおすすめする一番の理由は、もちろん設計技術の高さと発想、アイディアの豊かさです。

私たちは、一見難題に思える条件でもすべてを前向きに捉え、よりクライアントに合った空間をつくるための素材に転換していきます。

最初のプレゼンでのクライアントさんの「…すごい!」「想像してなかったけど、こうして見たらこれしかない!」「こんなのできるんですね!」という反応、完成の際にいただく「お願いしてよかったです!」という感謝の言葉が、私たちの最大のモチベーションです。

…それだけでなく、住宅はもちろんどんな工事でも、自分たちに合った設計事務所と組むことは

  • 工務店の詳細な見積が提示され、内容が適性がどうか精査できる
  • 取り入れたいものにはきちんとお金をかけ、自分たちにとって必要ないものは(一般的にはオススメだとしても)省くことができる

と自分たちに最適なものを適正価格で手に入れたい、と思う方にはとても適した方法です。

そして、

  • 既製品でない自分たちの思う通りの空間が作れる
  • あわよくば建築家のアイディアや思いも加わり、思った以上のものが出来上がる

など、つくる過程も使い始めてからもかけがえのない満足感と楽しさが溢れます。

ぜひ設計事務所に依頼することを検討してください。

皆さまの良きパートナーになれるよう、日々精進してまいります。

電話をかける