三河湖観光センタープロポーザル 次点作品
三河湖畔の環境拠点として、三河湖の自然と人をつなぐ大屋根「木の大地」を提案しました。
大屋根は県産材を用いた伸びやかなランダムグリッドの大スパンによって構成されています。
木の大地の下は、イベントなどに対応できる大きな軒下空間、木の大地の上は三河湖を一望する展望台になります。
この提案の大きな特徴は、伸びやかでシンボリックな大屋根の姿もさることながら、それを実現する工法の提案=大スパン木造でありながら特殊な材を用いずに県産の一般流通材のみを用いたオリジナル工法「ヤタラ組」の提案です。木材の調達から加工までを近隣エリアで完結させ、流通〜工法〜構造〜意匠までを一貫して解決する建築のつくり方の提案を行いました。