どんな便利機能より、家には土間・軒・縁側がほしい
住宅のあり方が変わり始めています。
長時間通勤を前提とした郊外居住ー都心勤務モデルの限界は以前から言われていましたが、コロナ禍でこれからの主流と思われていた都心回帰・都心居住ー都心勤務モデルが一気に細り、首都圏から近隣県への転出がメジャーに、誰も予想しなかった郊外居住ー遠隔勤務モデルへ…さらに遠隔もやめて居住地の近くで仕事を始める人も現れています。
家で仕事、家で作業、家から会議…から始まり、在宅時間増に伴って趣味のスペースを拡張したり、家に事務所機能を持たせたり、小さいお店や教室を開いたり。これから住居はさまざまな場所になっていくのだろうと思います。
高度成長期の郊外住宅モデルーnLDKの閉じた箱では足りない。
これからの住宅の基本的な考え方として、土間・軒・縁側=外とつながる「中間領域」を持つことが重要になってくると考えています。
「土間・軒・縁側の基本住居」はそれらを端的に表した基本モデルです。
more coming soon..
case study:伊吹町の基本住居